こんにちは。
ミカズキです:)
ニコニコできないくらいの大事件が飛び込んできました。
2017年は仮想通貨元年などと言われ、ビットコインをはじめ、
様々な仮想通貨が急騰しました。
仮想通貨バブルの中でも、リップル(XRP)やネム(NEM/XEM)などは
コインチェック銘柄と呼ばれ、数百倍に値段があがりました。
そんな中で、2017年末にテレビCMや最近でもWeb広告をたくさん出している
仮想通貨取引所のコインチェックでXEMの不正送金事件が発覚しました。
被害額は620億円以上!
一体コインチェックはどうなってしまうのか?
自分の預けていたビットコインやネム、リップルはどうなってしまうんでしょうか?
コインチェックの売買停止の時系列
12:07 NEMの入金制限
12:38 NEMの売買停止
12:52 NEMの出金停止
16:33 JPY含め全通貨の出金停止
17:23 BTC(ビットコイン)以外の通貨(オルトコイン)の売買停止
18:50 クレジットカード、ペイジー、コンビニ入金による入金停止
【お知らせ】
現在、Coincheckで取扱のある全通貨(JPY含)の出金を一時停止とさせていただいております。NEMに関しては引き続き入出金、売買を一時停止とさせていただいております。https://t.co/caNpzT88ZO
Twitter上では、コインチェックアカウントへの応援メッセージも一部見られますね。
コインチェック倒産したらどうなる?
コインチェックは2017年に金融庁が行った仮想通貨交換業者の登録をしていませんでした。
仮想通貨交換業者として登録されているのはこちらの11社。
- マネーパートナーズ
- QUOINE
- bitFlyer
- ビットバンク
- SBIバーチャル・カレンシーズ
- GMOコイン
- ビットトレード
- BTCボックス
- ビットポイントジャパン
- フィスコ仮想通貨取引所
- テックビューロ
現状、万が一コインチェックが倒産した場合の資産の保障(補償)についてはわかりません。
一般的な銀行や証券会社の場合は、自社の資産と顧客からの預かり資産は分割管理するよう法律で義務付けられています。
万が一、経営破綻/倒産などが合った場合には、預金保険制度により1,000万円まで補償されます。
ただ、残念ながら仮想通貨交換業者であっても分割管理して区別はされていますが、
補償については整った制度がありません。
万が一、コインチェックが倒産などしようものなら、
自分の預けていた資産(JPY/BTC/XRP/XEM)は戻ってこないと考えたほうが良さそうです。
(´・ω・`)
26日23:30過ぎからabemaTVなどで緊急記者会見が行われました。
補償について検討中とのことで、具体的な回答はでていませんでした。
コインチェックから送金された約580億円分のXEM/NEMは顧客のものだったとのこと。
社長のの悲痛な顔が印象的です。
読売新聞がナイスな質問をしていました。
「ネム以外の通貨はきちんと分割管理していて顧客の通貨は守られるか?」
「ネムの補償と合わせて検討中」
ダメかも……?
【追記】時期未定ですが、NEMを日本円で補償する方針が決まりました。
コインチェックから別の取引所へ乗り換える?
今回のコインチェックショックで、仮想通貨自体が危ないのでは?
という疑問の声もささやかれました。
私はNEM(XEM)以外にもリップル(XRP)を持っており、むしろこっちを本命視しています。
コインチェックは使いやすくて良かったのですが、
今回の騒動を期に別の取引所へ乗り換えます。
リップル(XRP)を取り扱っているGMOコインで、口座開設しました。
BTC-ビットコイン
BCH-ビットコインキャッシュ
ETH-イーサリアム
LTC-ライトコイン
XRP-リップル
BTC-ビットコイン
BCH-ビットコインキャッシュ
ETH-イーサリアム
LTC-ライトコイン
XRP-リップル
MONA-モナーコイン
コインチェックショックの影響は?
確かめるまでもなく、暴落中です。
特にXEMの下落が目立ちますね。
今回、XEMなどの仮想通貨の価値がなくなったとか、
仮想通貨の発行元自体で事件が起きたわけはなく、
取引所で不正送金事件が起きたという状況です。
ただコインチェックのような取引所がこのような騒ぎを起こしてしまうと
仮想通貨全体のイメージ悪化につながり、
コインチェック口座の人は何としても売りたがる(できませんが…)
他の口座の人も、もしかしたら危ないかも…と考えて売る。
どんどん値段が下がる。
という悪循環に陥ります。
超速報:NEM財団代表Lon氏「CoincheckはNEMのマルチシグコントラクトを使用していなかったため $XEM を盗まれた。NEMの脆弱性ではないためフォークは行わない。今回の盗難は仮想通貨市場最大の被害額だ」 #Coincheck#コインチェック#NEM#ネム#仮想通貨#ブロックチェーン#GOX#ハックhttps://t.co/EfEmGhb1ip
こちらのツイートにもあるようにXEM自体の脆弱性ではないというが、
本筋ですが、イメージで売買している人は焦って売りに走りそうです・・・。
取引所の倒産となると、
記憶に新しいのはマウントゴックス事件ですね。
2013年〜2014年頃。
当時はオルトコインはそこまで騒がれておらず、
ビットコインって何?って人もたくさんいたと思います。
そんな折に、当時最大級のビットコイン取引所マウントゴックスが
ビットコインの窃盗(不正疑惑もありますが)により、破産・消滅してしまいました。
当時75BTC(約479億円)のビットコインが引き出されました。
おかげて、仮想通貨を扱う人たちの間では、GOXする(=ゴックスする)という言葉が生まれました。
取引所がハッキングなどにより、仮想通貨を盗まれ破綻、利用者の仮想通貨も消失してしまうこと。
まとめ
今のところ、コインチェックから詳細な発表はされていません。
※1月26日20:00現在
メディアがコインチェック社前に集まっているという情報もあったので、
記者会見などが行われるかもしれません。
コインチェックからネムの補償について正式発表がありました。
コインチェックの入出金停止についても、原因・対策が取られないことには再開の目処はたっておらず、再開したとしても引出したい人で価格下落があるかもしれませんね。
ただ、GOX事件があったときから数年後の2017年にビットコインは急騰しました。
コインチェックショックの影響があったとしても2018年の仮想通貨市場がどうなるかはまだまだわかりませんね。
大事な仮想通貨はウォレットに避難しておいたほうが良さそうです。
盗まれたNEM(XEM)を取り戻すため、NEM財団が動き始めたようです。